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郷土愛に訴えて森の役割アピール

 日本が京都議定書で約束している削減目標――2008〜2012年の5年間の温室効果ガス平均排出量を基準年(CO2は1990年度)比で6%削減する――のうち、森林によるCO2の吸収で3.8%分を賄うことを目標としていることを知っている人は、意外に少ない。3.8%という吸収量は1300万tの炭素(CO2換算で4767万t)に相当し、国際的に合意された我が国の森林吸収量の算入上限値の全量である。これは日本の10倍以上の面積をもつカナダの算入上限値以上の量であり、日本の森林はCO2吸収源としてそのポテンシャルを最大限発揮することが求められている。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20100219/211505/