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ミヤマキリシマ悲鳴 新燃岳の降灰生育に悪影響

新燃岳の南東にある高千穂峰。ミヤマキリシマ群生地の山頂から中腹にかけて火山灰が堆積し、白っぽく見える 活発な活動が続く霧島連山新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)の降灰が、周辺に群生するミヤマキリシマの生育環境を悪化させている。5月中旬から6月初旬にかけてピンク色に咲き誇り、登山客らの目を楽しませる観光資源だが、群生する高千穂峰(1574メートル)の山頂付近には火山灰が堆積。雨に伴う土石流の恐れもあり、霧島神宮温泉郷旅館協会(鹿児島県霧島市)は「今年は花が咲かないかもしれない」と心配している。西日本新聞 2011年2月28日