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石油流出も止まらない 「死の海」化が進行する渤海湾

中国の中途半端な汚染対策がもたらすツケ
 米石油大手のコノコフィリップと中国海洋石油が共同で採掘を進めていた渤海湾「蓬莱19-3号」油田。この中国最大級の海上油田が6月に事故を起こしてから、依然、石油流出は止まっていない。渤海湾では海洋汚染事故が相次ぎ、流入する河川の水量激減など水質悪化が深刻化している。一方で、沿海では日本にも進出を要請している曹妃甸(そうひでん)開発など大規模工業開発が進んでいる。半閉鎖性海域である渤海湾の環境汚染に歯止めがかからない。日経BP(Webサイト)2011-10-04