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「平成22年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果について

1.農林水産省は、平成18年度から、遺伝子組換え植物がその生育範囲を拡大したり、遺伝子組換え植物に組み込まれている遺伝子が交雑可能な近縁種に広がったりしていないかどうかを知るために、輸入港の周辺地域において遺伝子組換えセイヨウナタネの生育状況や、その近縁種(カラシナ、在来ナタネ)との交雑状況を調査しています。平成21年度からは、ダイズ及びその近縁種(ツルマメ)についても対象に追加し、調査しています。
2.平成22年度の調査では、ナタネ類については、平成21年度までと同様、遺伝子組換え体の生育範囲の拡大は見られませんでした。また遺伝子組換えダイズとツルマメの交雑体は見られませんでした。
3.平成23年度も調査を継続し、平成21年度から3ヵ年分の結果をとりまとめて公表する予定です。農水省プレスリリース 2011-10-14