ヒマラヤ氷河、年8メートル後退 中国、温暖化報告書
中国の国家気象局や科学技術省などは、ヒマラヤ山脈の氷河が毎年平均約7・8メートル後退しているなどとした地球温暖化に関する「第2次気候変動国家評価報告」をまとめた。17日付の中国紙、新京報が報じた。
報告によると、チベット高原にあるヒマラヤ山脈のナムナニ氷河は、1976〜2006年に毎年平均約5メートル後退。特に04〜06年には毎年平均約7・8メートル後退し、後退のスピードが加速する傾向にあるという。
また、中国の陸地表面の平均温度は1951〜2009年に1・38度上昇したことも分かった。(共同)MSN産経ニュース 2011.11.18