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国費で植えた3400本伐採…検査院「不当」

 愛知県と名古屋市でつくる「名古屋港管理組合」が2010年度、港内の緑地再整備のため、約20年前に国の補助金を受けて植えた約3400本の樹木を伐採し、捨てていたことが会計検査院の調べで分かった。
 近くに木々を移植できる場所があったにもかかわらず検討すらしていなかった。検査院は「環境保全や省資源の意識に欠ける」と指摘し、不当な伐採だったと認定する。読売新聞(web版)2012-10-21