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PM2・5、やはり日本にも広く飛散…環境研

 中国からの飛来が懸念されている微小粒子状物質(PM2・5)について、国立環境研究所(茨城県つくば市)は21日、周辺の国々への広がりをコンピューターで再現した結果を発表した。

 韓国や日本などに広く飛散している様子がわかった。

 化石燃料の使用状況や人口分布などから求めた大気汚染物質の排出量データに、風向きなどの気象データを組み合わせて計算した。国内155の観測点のうち約3割で環境基準値(大気1立方メートル当たり1日平均35マイクロ・グラム)を超えた1月31日の計算結果では、PM2・5が高濃度の中国から北東方向に広がり、薄まりながら日本にも達していることが示された。読売新聞(web版) 2013年2月21日