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常磐道の除染、当初予定の3割 環境省が洗浄作業を公開

 環境省は1日、警戒区域などで実施している常磐自動車道除染作業を、報道各社に公開した。新型の高圧洗浄機の導入で除染の効率化が進む一方、積雪などの影響で除染が遅れ、当初予定の三割程度の進捗(しんちょく)率となっていることが明らかになった。

 東京電力福島第一原発事故に伴い、環境省は富岡町から南相馬市までの約20キロの区間を線量に応じた方法で除染し、6月の完了を目指している。放射線量が毎時4~5マイクロシーベルト程度の富岡町の常磐富岡インターチェンジ(IC)では、作業員が、従来の2、3倍のスピードアップが図れるという新型洗浄機「スピンジェット」を活用し作業を急いでいた。福島民報 2013/03/02