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光合成の効率が生物により大きく異なる原因を解明

光合成の効率が生物により大きく異なる原因を解明 ― CO2固定酵素ビスコのCO2識別能に関わる構造を発見 ―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.25
神戸大学


神戸大学大学院人間発達環境学研究科の蘆田弘樹准教授は、奈良先端科学技術大学院大学の橫田明穂名誉教授、大阪大学工学研究科の溝端栄一講師らとの共同研究により、生物の光合成能力差に大きく影響を与える、CO2固定酵素ビスコ※1のCO2識別能力に活性部位※2表面の電荷分布が関与していることを明らかにしました。これまで、ルビスコのCO2識別能力が光合成生物によって多様であることが知られていましたが、その原因を明らかにしたのは本研究が世界で初めてです。

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