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“17世紀の危機”の原因は小氷期

 17世紀のヨーロッパは、戦争やインフレーション、飢饉(ききん)など、混乱と不安にあふれていた。歴史学では「全般的危機(The General Crisis)」や「17世紀の危機」と言われている。

 1世紀も続いたこの動乱期については、「封建主義から資本主義に移り変わる中で生じた“成長期の痛み”」と説明されてきた。しかし最新の研究は、気候変動による寒冷化、いわゆる「小氷期」を原因として指摘する。
ナショナルジオグラフィックニュース
毎日新聞(web版)2011-10-05