自然と環境 

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2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

途上国「議定書に基づき削減を」 温暖化会議で先進国に要求

京都議定書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策を話し合う気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)が29日開幕し、本格討議を始めた。発展途上国の代表は相次いで「先進国は13年以降も議定書に基づき温室効果ガスの大幅な排出削減…

紅葉の名所に異変 ナラ枯れ拡大、常緑樹増えモミジ衰退

見ごろを迎えた紅葉の名所や寺社で、ブナ科樹木のナラ枯れ被害や山林の荒廃が目立っている。山の手入れが行き届かず、ナラ枯れの拡大や常緑樹の増加など植生の変化を招き、モミジなどの衰退にも結びついている。被害拡大を食い止めようと対策も始まった。 朝…

元東大教授の小堀巌さん死去 日本沙漠学会を設立

小堀巌さん(こぼり・いわお=国連大学アドバイザー、元東京大学教授・環境地理学)が26日、悪性リンパ腫で死去、86歳。葬儀は30日午後1時から東京都港区赤坂1の14の3の霊南坂教会で。喪主は長男隆さん。 1990年に砂漠研究者らと日本沙漠(さ…

トチノキ伐採から守れ 高島・朽木地域の住民ら環境保全活動

高島市朽木地域に数多く残るトチノキを守ろうと、地元住民らが動き始めた。樹齢数百年を超える巨木は、環境を保全し地域の財産になると位置付け、10月末に「巨木を育(はぐく)む豊かな森と水源の郷(さと)をつくる会」を発足させた。一方、同地域では売…

資源ナショナリズムと環境保全

植松 喜稔 環境技術, Vol. 3 (1974) No. 5 pp.376-376 [ 抄録 ][ 全文PDF(203K) ] http://bit.ly/gsXDTj

地球環境問題と今後のエネルギー問題

佐野 寛 廃棄物学会誌, Vol. 3 (1992) No. 1 pp.20-26 [ 抄録 ][ 全文PDF(900K) ] http://bit.ly/fFBBP4

ツキノワグマ 絶滅寸前も殺処分40頭印刷用画面を開く

全国的にツキノワグマの出没が相次いだ今年、京都府内で捕殺されたクマが40頭に上り、府が絶滅寸前種として保護のために設けた捕殺上限数を丹後地域で初めて上回ったことが、26日までに分かった。人里に下りるクマの急増が原因で、府は「捕獲数が異常に…

コウノトリ越前市白山で放鳥意向 知事表明、餌場造成へ

(午前7時20分) 国の特別天然記念物コウノトリの福井県内放鳥について西川知事は26日、「来年度の放鳥・定着を目指し、越前市や地元とともに受け入れ準備を進めている。来月には越前市白山地区で餌場の整備を始める予定」と述べ、同地区で放鳥を目指す意…

タイ南部におけるマングローブ林に対する人為インパクト

安食 和宏 Tropics, Vol. 8 (1999) No. 3 pp.233-237 タイ南部のサトウン県・クラビ県において,マングローブ林に対する人為インパクトについての現地調査を行った。この地域ではマングローブ材を原料とする製炭業が盛んであり,王立林野局(RFD)との契約により…

COP16:気温上昇2度未満に 議長案提示

国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)が29日開幕するのを前に、マーガレット・ムカハナナ・サンガウエ特別作業部会議長は25日、各国に交渉を促すための議長案を提示した。温暖化の影響が生じない目安とされる、産業革命前からの気温…

上海の空気は「不良」、北京は「クレージーなひどさ」

【ブログ】China Real Time Report 上海の大気環境は、万博閉幕以降、急速に悪化して「優秀」から「汚染」へと格下げになり、今や、浮遊微小粒子のレベルが、政府が安全と見なすレベルの3倍にも達するひどい状況となっている。 しかし、スモッグが深刻になっ…

「おいしい水守れ」東京都、水源の民有林買収へ

東京都が「都民の水」の貴重な供給源になっている多摩川の豊かな水流を保全しようと、都と山梨県にまたがる上流の民有林買収計画を進めている。 都が水源の民有林買収に乗り出すのは初めて。都は「おいしい東京の水の維持が狙い」と話している。読売新聞(we…

52次南極観測隊、豪州へ 温暖化探るプロジェクト始動

52次南極観測隊(山内恭隊長)の73人が24日夜、成田空港から豪州へ飛び立った。西海岸のフリーマントル港で観測船「しらせ」に乗り、30日に南極に向けて出発する。12月中旬に昭和基地に着く予定。地球温暖化を探る世界初の南極大型大気レーダーの…

ペルー・アマゾンの氾濫原に展開する農業様式

平岡 マリオ Geographical review of Japan, Series B, Vol. 58 (1985) No. 1 pp.1-23 ,ペルー・アマゾンの氾濫原を生活空間としたメスチソの自給的生活様式を,文化生態論的視点から検討したものである. http://bit.ly/gfkUkr 抄録 ][ 全文PDF(7435K) ]]

産業連関に基づく総CO2排出量算出モデルの構築

鈴木 基之,迫田 章義,藤原 健史,渡辺 英雄, 佐々木 康之 化学工学論文集, Vol. 19 (1993) No. 5 pp.762-770 廃棄物起源および石灰石起源のCO2排出量も考慮することにより, 産業連関分析と連動して我が国の総CO2排出量を算出するモデルを構築した.このモデル…

世界のCO2排出量、09年は減少 21世紀以降で初

化石燃料を燃やして出た二酸化炭素(CO2)は2009年に世界で308億トン(CO2換算)になり、08年より1.3%減ったという論文を、英米仏などの国際研究チームが21日付の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)に発表。世界全体の排出…

坂本龍一さんの法人と新潟市が協働協定 間伐材燃料推進

音楽家の坂本龍一さんが代表を務める一般社団法人「モア・トゥリーズ」が、間伐材を用いてつくる燃料「木質ペレット」の製造や普及を進めてきた合同会社「木質ペレット推進協議会」(新潟市秋葉区)や新潟市とともに、森林づくりを協働で進める基本協定を締…

二酸化炭素排出量:前年比3%増…新興国の経済成長で

今年の二酸化炭素(CO2)排出量は前年比3%以上増え、過去最高になるとの見通しを、欧米を中心とした国際チームが推計した。昨年は金融危機の影響で同1.3%減と過去10年間で初めて減少した。今年も先進国の経済成長は足踏みするが、新興国は高い成…

記録的猛暑の2割強、海水温の温暖化が原因

記録的猛暑だった今夏、上昇した気温の2割強は過去約30年の海水温の温暖化が原因とする解析結果を、東京大学大気海洋研究所の研究チームがまとめた。 読売新聞(web版)2010-11-20

蔵王の樹氷がなくなる? 崩れつつある繊細な「自然の神秘」の実情

「アイスモンスター」と呼ばれる山形の冬の風物詩「樹氷」=2010年2月8日、山形市の蔵王温泉スキー場 スキー場や温泉で有名な山形・蔵王。とりわけ、全国屈指の美しさとされる樹氷は、厳冬期の観光客を楽しませている。ところが、その樹氷が、40年後には消…

ロスの少数民族は白人よりも地球温暖化に関心―米紙調査

米紙ロサンゼルス・タイムズと南カリフォルニア大学がロサンゼルス大都市圏の有権者を対象に行った世論調査によると、ラテン系やアジア系は白人よりも地球温暖化や環境汚染問題について関心が高いことが分かった。20日付けの同紙に掲載された。 調査結果に…

環境アセスメントにおける生態系の定量的な影響予測手法

―基本的な考え方とケーススタディ― Quantitative methods to estimate the effect of developments on ecosystem for Environmental Impact Assessment -Technical guide and case studies- 電力中央研究所 研究報告書 V02(2010/09) http://criepi.denken.…

里山における森林バイオマス資源の収穫利用に関する研究

Harvesting systems of forest biomass resources in village forests 1999年度 研究成果報告書概要 代表者:酒井 秀夫 森林バイオマス資源が周囲に豊富で、農業や畜産業に有効利用のポテンシャルが高い里山地域を想定し、末木や枝条などの未利用バイオマス…

視点・論点 「生物多様性について」

哲学者 内山 節 生物多様性という言葉を聞くと、おそらく、多くの人たちは、生物種の多様性のことだと、考えるのではないかと思います。実際、トキやコウノトリ、ワシなどの猛禽類ばかりでなく、昆虫や植物、魚類などを含めて、このままでは絶滅しかねない生…

水と緑の地球環境:食育への取り組みを 国際ペン東京大会でセミナー

東京で先月、開催された「国際ペン東京大会2010」で、子どもたちを取り巻く食や環境をテーマにセミナーが行われた。学校給食をめぐるドキュメンタリー映画「未来の食卓」(仏)を手がけたジャン・ポール・ジョー監督らが、農業や給食の問題点などについ…

ダム湖における湖水流動を考慮した藻類増殖数理モデルの作成と藻類大量発生抑制への応用

下ヶ橋 雅樹, 迫田 章義, 谷口 伸行, 鈴木 基之 水環境学会誌, Vol. 23 (2000) No. 11 pp.697-702 [ 抄録 ][ 全文PDF ] http://bit.ly/bXwtSZ

湖沼生態系数理モデルの現状と今後の課題

下ヶ橋 雅樹, 迫田 章義, 鈴木 基之 生産研究, Vol. 52 (2000) No. 2 pp.96-103 [ 抄録 ][ 全文PDF ] http://bit.ly/bJELX9

植物におよぼす汚染土壌・廃棄物溶出試料の有害性評価

中山 秀謹,庄司 良,毛利 紫乃,山田 正人,井上 雄三,滝上 英孝,別府 敏夫,酒井 康行, 迫田 章義 環境科学会誌, Vol. 17 (2004) No. 6 pp.469-478 廃棄物処分場や工場等の事業所からの地下浸透水による土壌汚染の有害性評価手法の問題点の抽出,評価に用いる植…

炭素循環モデルによる地球温暖化の陸上生態系への影響予測

後藤 尚弘,迫田 章義, 鈴木 基之 化学工学論文集, Vol. 19 (1993) No. 5 pp.771-780 陸上生態系と大気間の炭素循環を試算し, 地球温暖化による影響を予測した.本モデルにより気温の上昇によって陸上生態系から大気中へ炭素ガスが放出されることが予測できた.…

「二酸化炭素を排出しない原発は温暖化対策の切り札」という声は正しいのか?

「原子力白書」によれば、二酸化炭素の排出量は、化石燃料が245〜1,372t/100万kWhであるのに対して原発は3〜40tとなっています。これには放射性廃棄物の処理・処分の過程で放出される二酸化炭素も計算には含まれていますが、世界のどこも処分できている国…