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CO2フィーバーの終焉?

プリンシパル 瀬戸口泰史(環境エネルギー第2部)
80年代前半には核の冬の警告で世界が震えあがったのに、地球温暖化とCO2削減が国民の常識となったのはいつの頃からだろう?リオの地球サミット(「環境と開発に関する国際連合会議」、1992年)を契機とするのが最も一般的だろう。このとき、国連気候変動枠組条約(UN-FCCC)が採択され、その後、京都議定書の採択、日本の批准、議定書発効により2012年までの約束期間において6%削減が国際義務化、鳩山元首相の25%削減声明へという流れの中で「CO2削減が正義」である、という構図ができあがってきた。みずほ情報総研 2012年4月3日