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大気汚染で50歳以上の人の脳が老化

 高レベルの大気汚染に触れる50歳以上の人は、大脳の能力が退化する可能性があることを科学者たちは発見している。これまでの研究でも、心臓や呼吸器疾病のリスクの向上は、空気の質に関連すると考えられていた。1万5千人近くの高齢者を対象とした調査により、米国の国家高齢者問題研究所の研究者は、空気中の微小粒子状物質は思考力の低下を引き起こす重要な環境リスク要因である可能性があることを発見。体内に吸収されると、微小粒子状物質は体積が小さいために、肺や大脳に蓄積される可能性があるという。 「人民網日本語版」2013年1月11日