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移植の希少植物6割枯死 沖縄防衛局、保全失敗

 米軍北部訓練場(沖縄県東村など)に垂直離着陸輸送機オスプレイが使う離着陸帯を造るため、沖縄防衛局が建設予定地に生えている希少植物を別の場所に植え替えて保全しようとしたが、6割以上が枯れるなど事実上失敗していたことが17日、分かった。

 訓練場がある沖縄北部地域は、国の天然記念物ヤンバルクイナがすむ生きものが豊かな森林地帯で、枯れた中にはモクセイ科の絶滅危惧種も含まれる。離着陸帯建設が自然を損なう結果となったことで、オスプレイ配備への反発が一層高まりそうだ。
 防衛局は訓練場内の4地区6カ所で森を切り開き、直径75メートルの円形の離着陸帯を建設する計画。共同通信47News.,2013/2/17