地球全体の二酸化炭素濃度 初めて400ppm超
地球全体の二酸化炭素の濃度が上昇し、去年12月に初めて400ppmを超えたことが、日本の人工衛星の観測で分かりました。このままでは集中豪雨や干ばつなどの異常気象のリスクが増すとして、環境省は温暖化対策を急ぐ必要があると警告しています。NHK ニュースweb,2017年5月22日
街路樹の葉を用いた沿道大気中浮遊粒子の評価
―葉付着粒子の形態学的分析と葉の元素マップからのアプローチ―
松井 敏彦, 及川 将一, 齊藤 勝美
環境技術 Vol. 45 (2016) No. 2 p. 87-93
http://doi.org/10.5956/jriet.45.87
「クジャク繁殖で困った!」沖縄・八重山諸島・・・200人の小島に400羽乱舞
「沖縄の八重山諸島にある小さな島で本来いないはずの生物が増えて、住民を悩ませています」と、司会の夏目三久がインドクジャクの異常繁殖による被害を報告した。人口200人の黒島に400羽もいるという。
「あさチャン!」が島に行ってみると、ミャオ、ミャオ、ミャオと猫みたいな声が聞こえる。姿はない。警戒心が強く、スタッフに気づいたのか。探すこと6時間。ようやくカメラがとらえたクジャクは体長約2メートル、ブルーの首筋と長い羽根を持つ。今が繁殖期で、オスが羽を広げてメスにアピールしている。 J-Cast.,2016/5/23
干ばつによる水危機、熱波も インド
大気中の酸素濃度増加とプレートテクトニクスの重要なリンクを明らかに~
日本の研究> 2016年5月19日の記事 > プレスリリース
地球が地球である理由
~大気中の酸素濃度増加とプレートテクトニクスの重要なリンクを明らかに~
現在の地球は、大気中から深海に至るまで遊離酸素に満ちています。これは地球が太陽系のほかの惑星と大きく異なる特徴の一つであり(図1)、私たち人間を含めた高等生物が生存するための必要不可欠な条件と考えられています。しかしながら、地球の原始大気は遊離酸素が存在しない還元的大気であり、現在のような富酸素な表層環境が実現したのは今からおよそ7-5億年前のことと考えられています。すなわち、地球史の85-90%以上の時代は酸素が乏しかったと考えられているのです。これまでの地質学的研究によれば、大気中の酸素量は約25−20億年前と7−5億年前にそれぞれGOE (Great Oxidation Event; 大酸化イベント、注1)、NOE(Neoproterozoic Oxygenation Event; 新原生代酸化イベント、注2)と呼ばれる酸素濃度の上昇を経て現在と同レベルの酸素濃度に達したことが分かってきています。しかしながら、なぜ2つの段階を経たのか、GOEやNOEがどういったメカニズムで発生したのかは地球惑星科学分野の大きな謎となっています。
https://research-er.jp/articles/view/46509