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2018年7月6日から7日に西日本に災害をもたらした雨雲の特徴


日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.10
防災科学技術研究所
平成30年7月6日から7日にかけて西日本に災害をもたらした雨雲について、気象レーダの3次元データを用いて解析しました。その結果、以下のことが分かりました。

雨雲の高さは7km程度であり、豪雨をもたらす積乱雲としては背が低い(例えば平成29年7月九州北部豪雨をもたらした雨雲は、高度15kmに達していました)。
豪雨をもたらした線状降水系では、西風と南風が強く収束しており、それによって強い上昇流が維持されていたことが示唆される。
7月6日18時以降、継続的に毎時100mmを超える激しい雨がもたらされていた。

research-er.jp