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九州北部豪雨における農業用ため池の減災機能を現地調査

農学部・毛利栄征教授、九州北部豪雨における農業用ため池の減災機能を現地調査

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.08.10
茨城大学

茨城大学農学部地域総合農学科の毛利 栄征 教授は、平成 29 年 7 月九州北部豪雨における農業用ため池の被災状況を現地調査しました。その結果、農業用ため池の設置そのものが洪水の誘因となったのではなく、流木や土砂の流入による水位上昇から越流や決壊につながったことが確認されました。また、ため池が土石流を貯留することにより、減災につながった可能性があることがわかりました。
この調査は、福岡県朝倉市などで大きな被害をもたらした平成 29 年 7 月九州北部豪雨の発生を受けて、農林水産省九州農政局の支援のもと、8 月 2 日~3 日、7 つのため池を対象に実施したものです。

https://research-er.jp/articles/view/61611