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低炭素社会と生物多様性を統合する道

植田和弘の『地球温暖化防止の環境経済学』
日経BP(Webサイト)2010年5月27日
 現在、地球温暖化対策基本法案が国会で審議されている。この法案が通過すれば、低炭素社会づくりの基本計画を作成することになるし、排出量取引制度や地球温暖化対策税自然エネルギー固定価格買い取り制度といった制度の具体化が促進されることになろう。それ自体は望ましいことなのだが、地球温暖化防止に取り組めばそれでよいのか、という点がやや気にかかるところである。今秋、名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されることでも分かるように、生物多様性保護の問題も国際的に取り組まれている緊急の課題の1つである。
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