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2010年の国内CO2濃度、最高を記録 気象庁


 気象庁は1日、2010年の大気中の二酸化炭素(CO2)の平均濃度が、国内の観測3地点でいずれも過去最高を記録したと発表した。3地点とも観測開始から増え続けている。

 10年の平均濃度は、岩手県大船渡市393.3ppm、東京・南鳥島390.5ppm、沖縄・与那国島392.7ppm。大船渡市(前年比3.6ppm増)と与那国島(同3.3ppm増)では過去最高の増加量だった。大船渡市では、観測を始めた1987年と比べると、濃度が42.1ppm増えたことになる。

 10年は猛暑で、暑かった年は高濃度になる傾向があるという。朝日新聞(Web版)2011年6月1日19